日本財団 図書館


 

ケース1およびケース2はそれぞれ硫黄含有量の異なるフレッシュオイルの専焼であった。
排ガス中の酸素濃度から算定して燃焼に供給された空気量は若千異なるものの、燃料中の硫黄含有量と発生した硫黄酸化物濃度はおよそ比例していることかわかる。
ケース3は添加薬剤のみの燃焼であったがわずかながら硫黄酸化物が検出された。
ケース4はケース1に少量の添加薬剤を含ませた条件での燃焼であったが、硫黄酸化物濃度はケース1に近いオーダーであった。
これより、排ガス中の硫黄酸化物濃度は、燃料中の硫黄含有量が大きく寄与しているものと考えられる。

燃料中の硫黄分から発生する二酸化節黄(計算値)

103-1.gif

5)窒素酸化物
すべてのケースにおいて、排ガス中の窒素酸化物濃度は定量下限値未満であった。
排ガス中の窒素酸化物は燃料中の窒素に由来するもの(Fuel−NOx)、燃焼温度によって発生するもの(Themal-NOx)とに分類されるが、本実験では空気量が過剰な状態であったため、空気希釈により検出されなかったものと考えられる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION